Inventorの部屋

iLogicによる設計の自動化などで作業効率化を図ります。

iLogic - 三面図一括配置

寸法を参照にする

Inventorでは寸法を右クリックで[編集]をクリック、もしくは寸法をダブルクリックで[寸法編集][精度と交差][参照]を選択すると参照寸法を作成できますが、このコードではiLogicを実行すると参照寸法を作成できます。

• １．複数の設計ファイルで同じ自動化ルールを実行できるように外部ルールで作成します。
  iLogicブラウザの外部ルールで追加したフォルダを右クリックして[新しい外部ルールを作成]をクリック。
  
  
• ２．任意の名前を入力して[保存]をクリック。
  
  
• ３．下記コードを入力して[保存]をクリック。

  
  If ThisApplication.ActiveDocument.DocumentType <> DocumentTypeEnum.kDrawingDocumentObject Then
      MessageBox.Show("このルールは図面ドキュメントでのみ実行できます。", "iLogic", MessageBoxButtons.OK, MessageBoxIcon.Warning)
      Return
  End If
  
  Dim oSelectSet As SelectSet = ThisApplication.ActiveDocument.SelectSet
  
  If oSelectSet.Count = 0 Then
      MessageBox.Show("寸法を選択してから実行してください。", "iLogic", MessageBoxButtons.OK, MessageBoxIcon.Information)
      Return
  End If
  
  Dim oDim As DrawingDimension
  Dim count As Integer = 0
  
  For Each obj As Object In oSelectSet
      If TypeOf obj Is DrawingDimension Then
          oDim = obj
          
          oDim.Tolerance.SetToReference()
          
          count = count + 1
      End If
  Next
  

  
  作成した外部ルールをリボンやショートカットに登録しておくと便利です。


• ４． 先に寸法を選択し、作成したルールを右クリックして[ルールを実行]をクリックすると参照寸法が作成されます。